車検にかかる費用と金額

定期的に受けることが義務付けられている車検ですが、それに掛かる費用は、4輪自動車の種類や検査を受ける施設によって多少金額が変わってきます。

まず、車検に掛かる費用の内訳としては、法定費用と車検基本料金の2つに分かれています。
法定費用とは、自陪責保険料と重量税、印紙代を合計した費用のことで、法定という名の通り、法律で定められています。
したがって、どこの整備工場やディーラーで検査を受けても、4輪自動車の種類ごとに一定額を支払う必要があります。
具体的には、自賠責保険料が軽自動車で10,000円、それ以外の4輪自動車で25,750円となっています。
重量税は、車の種類とその車の経年数、エコカーであるかどうかによって費用が変わってきます。
印刷代は、軽自動車で1,400円、それ以外の4輪自動車で3ナンバーですと1,800円、5、7ナンバーで1,700円となっています。
これら全ての法定費用の合算は、車によって28,370円から76,750円となっています。

次に車検基本料金ですが、このなかには、24ヶ月点検整備代や検査代、代行手数料が含まれていますが、その費用は依頼した業者によってまちまちとなっています。
もちろん、点検装備をどの程度まで実施するのか、あるいは交換するパーツや消耗品の購入などによって追加整備費が必要となることがあります。

おおよその目安として、ディーラーで検査を受ける場合はおよそ40,000円から100,000円、専門フランチャイズや民間整備工場ですと25,000円から80,000円、カー用品店などの場合で20,000円から60,000円が、法定費用とは別に必要となるといわれています。